「パーティバッグが小さすぎて、ご祝儀袋もスマホも入らない…」
「家にあったブランドの紙袋で行こうと思っているけど、これって大丈夫?」
結婚式の準備中、意外と困るのが「入りきらない荷物をどうするか問題」ですよね。
周りの友人がちゃんとしたバッグを持っている中で、自分だけガサガサと紙袋を持っていくのはなんだか恥ずかしい気がするし、マナー違反にならないか不安になるものです。
結論から申し上げますと、結婚式での紙袋やエコバッグの使用は、たとえ高級ブランドのものであってもダサい上に「マナー違反」です。
正解は、「光沢のあるサテンやレース素材のトート型サブバッグ」を持つことです。
【結婚式サブバッグの選び方 3つの基準】
- 素材: 光沢のあるサテン・レース(必須条件)
- 色: 黒・ベージュ・シルバー・ネイビー
- サイズ: A4が入るサイズのトート型
この記事では、ウェディングプランナーの視点も交え、写真に写り込んでも美しい「大人のサブバッグ選び」と、会場でのスマートな振る舞いを解説します。
100均で代用できる高見えアイテムや、クロークでの所作も紹介するので、当日の不安をゼロにしましょう。
なぜ「紙袋・エコバッグ」はダサくてマナー違反なのか
そもそも、なぜ紙袋を使ってはいけないのでしょうか。
「荷物を運ぶだけなら何でもいいじゃない」と思うかもしれませんが、フォーマルな場には明確な理由があります。
ショップの紙袋はあくまで「購入商品の運搬用」
最大の理由は、紙袋が「買った商品を店から家まで持ち帰るための袋」だからです。
結婚式という「ハレの日」に、日常の買い物の延長である紙袋を持ち込むことは、「間に合わせで来ました」と言っているようなものです。
また、ブランドロゴが大きく入っているものは、お祝いの席に企業の宣伝を持ち込んでいることになり、失礼にあたるとされています。
素材のカジュアルさと音の問題
結婚式のドレスはシルクやレースなど繊細な素材で作られています。
そこに「紙」や「ビニール」「綿(エコバッグ)」といったカジュアルな素材を合わせると、チグハグで安っぽい印象(=ダサい)を与えてしまいます。
さらに、紙袋特有の「ガサガサ」という音は意外と響きます。
静かなチャペルでの挙式中や、感動的なスピーチの場面で「ガサッ」と音を立ててしまうのは、大人のマナーとして絶対に避けたい深刻なミスです。
絶対にダサくない!上品サブバッグの選び方と正解素材
では、どんなバッグなら「正解」なのでしょうか。
失敗しない選び方のポイントは「ドレスに馴染む素材」を選ぶことです。
素材で差がつく!「光沢感」がキーワード
サブバッグ選びで最も重要なのは素材感です。
- おすすめの素材: サテン、シャンタン、レース、シフォンなど、光沢や透け感があるもの。
- 避けるべき素材: ビニール、麻、コットン、ファー、アニマル柄。
特に「サテン素材」は、安価でも照明に当たると上品な艶が出るため、高見えしやすい鉄板素材です。
100均で買える「高見え」アイテム
「わざわざサブバッグにお金をかけたくない」という方は、100円ショップ(セリア・ダイソー)を活用しましょう。
もちろん、ペラペラのナイロン袋はNGですが、最近は優秀なアイテムも増えています。
- セリア「レーストートバッグ」: 110円とは思えない総レース仕様で、遠目にはパーティバッグに見劣りしません。
- ダイソー「ベロア風巾着」: 秋冬の式なら、ベロアの光沢感がフォーマルな雰囲気にマッチします。
選ぶ際は必ず「マチがあるか」を確認してください。
マチがないと荷物を入れた時に形が崩れ、だらしなく見えてしまいます。

会場に持ち込む?預ける?当日のスマートな振る舞いマナー
素敵なサブバッグを用意しても、扱い方を間違えると台無しです。
会場到着から着席までのスマートな流れを押さえておきましょう。
披露宴会場への持ち込みは「必要最低限」が鉄則
基本的に、サブバッグはクロークに預けるのが正式なマナーです。
披露宴会場内に持ち込むのは、パーティバッグ(貴重品、ハンカチ、スマホ、メイク道具)のみにするのが最も美しく見えます。
サブバッグは「会場までの移動用」と割り切り、受付へ向かう前にクロークへ預けてしまいましょう。
置き場所に困った時の対処法
どうしても荷物が多くて会場内に持ち込む場合は、置き場所に注意が必要です。
- 椅子の背もたれと背中の間: 最も推奨される場所です。深く腰掛けて背中で挟むようにすると安定します。
- 膝の上: ナプキンの下に隠れるように置きます。
- NGな場所: テーブルの上(料理の横は不衛生)、床(汚い、スタッフの邪魔になる)。
「椅子の背もたれに掛ける」のも、通路にはみ出して邪魔になるため避けましょう。
どうしても置く場所がない場合は、足元にバッグハンガーを使ってテーブルから吊るすという手もありますが、やはり「預ける」のが一番の正解です。
購入前にチェック!おすすめサブバッグのタイプ別比較
最後に、これから購入するならどんなタイプが良いか、選び方のヒントを紹介します。
長く使える「慶弔両用」タイプ
結婚式だけでなく、悲しみの席(お葬式)でも使える「黒の慶弔両用」タイプを一つ持っておくと非常に便利です。
選ぶポイントは、「リボンや飾りが取り外せること」です。
華やかな席ではリボンをつけ、悲しみの席では外してシンプルな黒バッグとして使えば、大人の女性としてどんな場面でも慌てずに対応できます。
帰りは荷物が増える?「折りたたみ可能」なタイプの利便性
結婚式の帰りは、引き出物やプチギフトで荷物が増えるのが常です。
芯材が入った硬いバッグよりも、「柔らかい生地の折りたたみ可能」なタイプがおすすめです。
行きは小さく畳んでメインバッグに忍ばせておき、荷物が増えた帰りだけ広げて使う。
この使い方ができれば、行きも帰りもスマートに移動できます。
マナーの地域差と購入前の確認事項
結婚式のマナーは、地域や親族のしきたりによって大きく異なる場合があります。
【注意:マナーの地域差について】
本記事は一般的なマナーを紹介していますが、会費制のカジュアルなパーティや、地域独自の風習がある場合はこの限りではありません。不安な場合は、一緒に出席する友人や親族に事前に確認することをお勧めします。
【この記事のグッズが向かない人】
- 「どうしても高級ブランドの紙袋を見せびらかしたい人」(マナー違反と知った上で行うなら止められませんが、周囲からの評価は下がると認識してください)
まとめ
結婚式でのサブバッグは、ただの「入れ物」ではなく、ドレスアップしたあなたの一部です。
「誰も見ていない」と思わず、細部まで気を配れるのが大人のマナーです。
【ダサくないサブバッグの正解】
- 素材はサテンかレース(光沢必須)
- 紙袋・エコバッグは絶対NG
- 基本はクロークに預けて手ぶらに
まずは手持ちのエコバッグがフォーマルに見える素材か確認し、もし無ければ次回の結婚式用に一つ、100均でも良いので「黒のサテイントート」を用意しておきましょう。
それだけで、当日のあなたの立ち居振る舞いはぐっと洗練されたものになりますよ。
