スマホの中に眠っている大切な写真、せっかくならキレイな形で残したいですよね。でも、Canon SELPHY QX20は本体価格が約2万円、用紙代も決して安くありません。「買ってから後悔したくない」「自分にはオーバースペックかも?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、「100年残る高画質シール」を求めるならQX20は間違いなく買いですが、毎日の「気軽な持ち運び・安さ」を最優先するならiNSPiCやXiaomiを選ぶべきです。
なぜなら、QX20はフォトプリンターとしては重く高価ですが、昇華型熱転写方式による画質と保存性は、他の簡易プリンターとは次元が違うからです。
この記事では、最新の市場調査と実機スペックに基づき、多くの人が購入後に後悔しがちな「重さ」「ランニングコスト」「用紙の互換性」について、忖度なしで解説します。旧型QX10や据え置き型CP1500との決定的な違いも比較しているので、あなたに合う一台が必ず見つかります。
Canon SELPHY QX20の悪い口コミとデメリット
まずは、購入前に知っておくべき「ネガティブな要素」を包み隠さずお伝えします。画質は最高ですが、使い勝手の面では明確な弱点があります。
重すぎて持ち運ばない?モバイル性の現実
QX20の最大の弱点は、フォトプリンターと呼ぶには「重すぎる」ことです。
本体重量は約455g(インク・用紙除く)あり、500mlペットボトル1本分に近い重さです。Canonの軽量モデル「iNSPiC PV-223」が約177gであることを考えると、その差は約2.5倍。毎日カバンに入れて持ち歩くには負担が大きく、現実的には「自宅内の移動用」または「特別なイベント時のみ持ち出す」運用になりがちです。
また、充電時間が約80分かかり、モバイルバッテリー給電での駆動も可能ですが、カバンの中での占有スペースは意外と大きくなります。「カフェで手帳タイムに使いたい」と考えている方は、実際の荷物量をシミュレーションしておく必要があります。
1枚約90円のコストは高いか安いか
次にネックになるのが、ランニングコストです。
QX20の印刷コストは、スクエア用紙(XS-20L)の場合で1枚あたり約90円前後かかります。ZINK方式のiNSPiCやXiaomiが1枚約60円程度で済むのと比較すると、維持費は高額です。「失敗したくない」という心理的プレッシャーがかかり、気軽なメモ代わりの印刷には不向きと言えます。
さらに、印刷速度も1枚あたり約40秒かかり、用紙が本体から出たり入ったりを4回繰り返すため、連続印刷時は待たされる感覚があります。
しかし、このコストは「アルバムで100年保存できる品質」への対価です。時間が経っても色あせず、水濡れにも強いオーバーコート仕上げの写真は、将来お子様やパートナーと見返す「一生モノの記録」としては、決して高くありません。
SELPHY QX20 vs QX10 vs CP1500 違いと比較

「じゃあ、旧型や据え置き型と比べてどうなの?」という疑問にお答えします。まずは以下の比較表で、決定的なスペックの違いを確認してください。
| 機種 | SELPHY QX20 (最新) |
SELPHY QX10 (旧型) |
SELPHY CP1500 (据置型) |
|---|---|---|---|
| 印刷サイズ | スクエア & カード (86×54mm) |
スクエアのみ | L判 / ポストカード カード等 |
| フチなし印刷 | 対応 (◎) | 非対応 (×) | 対応 (◎) |
| 重量 | 約455g | 約445g | 約850g |
| 電源 | 内蔵バッテリー (USB-C充電) |
内蔵バッテリー (Micro USB充電) |
ACアダプタ (電池は別売) |
| コスト/枚 | 約90円 | 約90円 | 約30〜40円 (L判時) |
QX20とQX10の違いを比較:買い替えの価値は?
旧型QX10と新型QX20で迷っているなら、「フチなし印刷」と「カードサイズ」が必要かどうかが判断基準になります。
画質自体はどちらも高精細な昇華型で大きな差はありません。しかし、QX20はアプリ設定により「フチなし印刷」が可能になり、手帳に貼った際の没入感が劇的に向上しました。また、一般的なトレーディングカードと同じ「カードサイズ(86×54mm)」に対応したため、推し活で硬質ケースに入れて持ち歩きたい方にはQX20一択です。
逆に、「正方形(スクエア)の写真しか撮らない」「フチありのレトロな雰囲気が好き」という方は、価格が下がっているQX10を選ぶのも賢い選択ですが、充電端子が古いMicro USBである点には注意してください。
SELPHY QX20とCP1500はどっちを選ぶべき?
据え置き型の「SELPHY CP1500」との比較は、「どこで印刷するか」と「L判が必要か」で即決できます。
- SELPHY QX20: バッテリー内蔵で、電源のない場所でも印刷可能。用紙はシール紙メイン。
- SELPHY CP1500: 基本はAC電源(コンセント必須)。一般的なL判写真やポストカードが印刷可能。
もし年賀状や学校提出用のL判写真を印刷したいなら、CP1500が必要です。一方、ほぼ日手帳やトラベラーズノートへの貼り付けがメインなら、最初から裏面がシールになっているQX20の方が、糊付けの手間がなく圧倒的に便利です。
Canon SELPHY QX20の用紙互換性とランニングコスト
最後に、購入者が最も混乱しやすい「用紙選び」について解説します。ここを間違えると使えないので注意してください。
専用用紙(XC-20L/XS-20L)の仕組みと注意点
SELPHY QX20で使用できる用紙は、以下の2種類のみです。
| 型番 | XS-20L | XC-20L |
| サイズ | スクエア(正方形) | カードサイズ |
| 特徴 | SNS写真に最適 | トレカ・名刺サイズ |
重要な注意点として、iNSPiC用のZINKペーパーや、CPシリーズ用のインク/用紙は一切使用できません。
QX20の消耗品は「インクカセット」と「用紙」がセットで販売されています。用紙を使い切るタイミングでインクもなくなるように設計されているため、「インクだけ買い忘れた」というトラブルがないのがメリットです。
また、これらの用紙はすべて「シール紙」ですが、非常に薄く作られているため、手帳に毎日貼っても厚みで膨らみにくいのが特徴です。それでいてオーバーコート加工により水やアルコールに強いため、スマホケースの裏に入れても汗や擦れで劣化しにくいという、最強の耐久性を持っています。
まとめ
Canon SELPHY QX20は、「重い・高い・遅い」というデメリットを抱えていますが、それを補って余りある「超高画質・高耐久・フチなしシール」という唯一無二の価値があります。
- 買いな人: 育児日記、推し活のトレカ作り、一生残したい旅ノートを作りたい人。
- 見送るべき人: 毎日カバンに入れて持ち歩きたい人、画質よりもコスト(安さ)を最優先する人。
あなたの思い出を、色あせない「作品」として残したいなら、QX20は最高のパートナーになるはずです。
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