Web会議で「声が遠いですね」と指摘されたり、ゲームのボイスチャットで「ラグがある」と言われた経験はありませんか?
通話品質には妥協したくないけれど、ヘッドセットは長時間着けていると蒸れるし重い……そんな悩みを抱えている方は多いはずです。
結論からお伝えすると、仕事にもゲームVCにも使うなら、ノイズ除去に優れた『ブームマイク搭載』かつ、遅延対策がされたモデル(または専用ドングル付き)を選ぶのが正解です。
なぜなら、通常の骨伝導イヤホンはマイクが耳元にあるため環境音を拾いやすく、またBluetooth接続特有の遅延が会話のテンポを崩す最大の原因だからです。
この記事では、ビジネス通話の明瞭さと、ゲームプレイ時の遅延検証を行ったデータに基づき、オンオフ兼用の最強モデルを解説します。
なぜ「マイクが口元にあること」が絶対条件なのか、そしてFPSやMMOで使う際の注意点も含めて詳しく見ていきましょう。
「仕事」と「遊び」両方で失敗しない。通話用骨伝導の選び方3基準
テレワークとゲーム、どちらも快適にこなすためには、一般的な「音楽用」の骨伝導イヤホンを選んではいけません。
特に重視すべきは、「物理的なマイク位置」と「接続の遅延対策」です。
マイクは「口元」一択。内蔵型がVCで不利な理由
通話品質を最優先するなら、必ず「ブームマイク(口元まで伸びる可動式マイク)」搭載モデルを選んでください。
耳の近くにマイクが内蔵されている通常モデルは、構造上、口からの距離が遠く、周囲の雑音やキーボードの打鍵音を拾いやすくなってしまいます。
ブームマイクがあれば、口元の音声だけをピンポイントで拾う「指向性」が高まり、相手に届く声のクリアさが劇的に向上します。
特にDiscordなどで複数人と話す際、環境音が入り続けると相手のストレスになるため、ゲーマーこそマイク性能には投資すべきです。
ゲーマーなら「低遅延」を無視してはいけない
Bluetooth接続には必ず「遅延(レイテンシー)」が発生します。
一般的なSBC/AACコーデックでは約0.2秒以上の遅延があり、これはFPSや音ゲーでは致命的なズレとなります。
- 一般的なBluetooth: 映像より音がワンテンポ遅れて聞こえる。
- 低遅延モード/ドングル: 違和感のないレベルまでズレを短縮。
コンマ数秒のズレは会話のテンポも崩します。
「相手と声が被ってしまう」原因の多くはこの遅延にあるため、専用ドングル(USBアダプタ)付きのモデルや、低遅延モード(ゲーミングモード)搭載機を選ぶのが鉄則です。
通話・VC品質で厳選!骨伝導イヤホンおすすめランキング
数ある骨伝導イヤホンの中から、特に「相手への聞こえ方(マイク性能)」と「ゲーム用途での快適性」を基準に厳選したトップ3を紹介します。
1位:Shokz OpenComm2 / 2 UC
ビジネスとゲームVCをハイブリッドにこなすなら、間違いなく最強の1台です。
最大の特徴は、口元の音声をクリアに届ける「DSPノイズキャンセリングブームマイク」の性能で、騒がしいカフェや家族の声がするリビングでも、自分の声だけを相手に届けられます。
また、PCゲーマーには「UC版(USBドングル『Loop110』同梱モデル)」が推奨されます。
ドングルを使用することでBluetooth特有の接続不安定さや遅延が大幅に解消され、Discord使用時も有線に近い安定感で通話が可能です。
| マイク性能 | 最高クラス(DSPノイズ除去) |
| 遅延対策 | 専用ドングルで超低遅延化(UC版) |
| おすすめ用途 | Web会議、FPS/TPSのVC、長時間通話 |
2位:AVIOT WB-E1M
「仕事中はマイクを使い、移動中やソロプレイ時は邪魔にならないようにしたい」という方には、AVIOTのこのモデルが最適です。
ブームマイクが脱着可能になっており、用途に合わせてスタイルを変えられる利便性が魅力です。
日本のオーディオメーカーらしい高音質なドライバーを搭載しており、ゲームのBGMや効果音も迫力あるサウンドで楽しめます。
ただし、取り外したマイクの紛失には注意が必要です。
3位:Creative Outlier Free Pro+
コストを抑えつつ、ゲームもガッツリ楽しみたい方におすすめの高コスパモデルです。
「ローレイテンシーモード」を搭載しており、ボタン操作一つで遅延を低減できるため、スマホゲームやSwitchでの利用に適しています。
さらにIPX8の完全防水対応で、お風呂に入りながらの通話や動画視聴も可能です。
可動式の振動部でフィット感を調整できるため、骨伝導特有の「こめかみの締め付け」が苦手な方にも優しい設計です。
【目的別】Web会議とゲームVC、あなた重視するのはどっち?
最終的にどのモデルを選ぶかは、あなたの利用シーンの比重によって決まります。
「仕事7:ゲーム3」なのか、その逆なのかで優先すべき機能は異なります。
仕事・運転メインなら「ミュート機能」と「マルチポイント」
業務での利用が多い場合、とっさの咳払いや家族の声を遮断できる「手元のミュートボタン」は必須機能です。
いちいち画面上のマイクアイコンをクリックする必要がなく、スムーズな進行が可能です。
また、PCと社用スマホを同時に待ち受けできる「マルチポイント機能」も欠かせません。
Shokz OpenComm2などはこの切り替えが非常にスムーズで、ビジネスチャンスを逃しません。
ゲームVCメインなら「定位感」は割り切る必要がある
ここで一つ、ゲーマーとしての注意点をお伝えします。
骨伝導イヤホンは構造上、カナル型イヤホンやヘッドホンに比べて「音の定位感(足音がどこから聞こえるか)」の把握は苦手です。
そのため、「足音で敵の位置を特定する」ガチのFPSプレイには向きません。
あくまで「友人と楽しく会話しながら、BGMとしてゲーム音を聞く」というプレイスタイルや、MMORPG、アクションゲームに最適なデバイスであると割り切って使うのが正解です。
まとめ
通話とVCの質を劇的に上げるには、通常の骨伝導ではなく「ブームマイク搭載」モデルを選ぶことが最も重要です。
さらに、ゲームでの遅延が気になる場合は、専用ドングル付きのモデル(Shokz OpenComm2 UCなど)や低遅延モード搭載機を選ぶことで、ストレスのないプレイ環境が手に入ります。
まずは、自分が主に使うデバイス(PC、スマホ、Switch等)との接続方法を確認し、最適なモデルをチェックしてください。




