「LGの有機ELテレビ、型落ちのC4が安くなっているけれど、最新のC5Mを待つべきでしょうか?」
「どうせ買うなら後悔したくないけれど、本当に価格差ほどの違いがあるの?」
そんな風に迷ってはいませんか?
結論から申し上げますと、あなたの視聴環境によって「正解」は異なります。
- LG OLED C5M: 昼間の明るいリビングで見る方。予算よりも「画質・見やすさ」を最優先したい方。
- LG OLED C4: シェードを下ろした部屋や夜間の映画鑑賞がメインの方。10万円ほど安く購入してコスパを重視したい方。
「たかが新しいモデルでしょう?」と侮ってはいけません。
実は今回のC5M、プロセッサの進化によってテレビの「目」と「耳」が劇的に良くなっているのです。
この記事では、スペック表だけでは分からない「実感レベルの違い」を徹底比較いたします。
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LG OLED C5M vs C4 決定的な3つの違い
まずは、最も気になる「何が一番変わったのか」について、決定的な3つのポイントを解説します。
| 機能 | 最新モデル C5M (2025) | 前モデル C4 (2024) |
|---|---|---|
| プロセッサ | α9 AI Processor Gen8 | α9 AI Processor Gen7 |
| 輝度 (明るさ) | SDR/HDR共に約30%向上 (ピーク約1300ニト) | 標準的 (ピーク約950ニト) |
| 音響 | 11.1.2ch バーチャルサラウンド | 9.1.2ch バーチャルサラウンド |
1. 輝度が約30%向上!明るい部屋での見やすさが激変
C5M最大の特徴は、なんといっても「画面の明るさ(輝度)」の飛躍的な向上です。
従来の有機ELテレビは「黒は深いけれど、全体的に暗い」というのが弱点でした。しかし、C5Mは新アルゴリズム「Brightness Booster」により、HDRコンテンツで最大約1,300ニトという高輝度を実現しています。
この違いは、実際の映像で驚くほどはっきりと分かります。
- NetflixのSF映画: 爆発シーンの閃光が、思わず目を細めるほど眩しく、熱量さえ感じるリアルさです。
- 夏の甲子園中継: 昼間の日差しが差し込むリビングでも、グラウンドの白砂や選手のユニフォームが白飛びせず、くっきりと鮮やかに映し出されます。
地デジ放送などのSDR映像でも約1.4倍明るくなっているため、「有機ELは暗くて見づらい」という常識は、過去のものとなりました。
2. α9 AI Gen8プロセッサが描く「立体感」
心臓部であるプロセッサも、「Gen7」から「Gen8」へと進化いたしました。
Gen8の凄さは、AIによる認識能力の高さにあります。映像をただ綺麗にするのではなく、以下のように人間が見ている感覚に近づけてくれるのです。
- 顔認識: 俳優の表情や肌の質感を、血色良く自然に補正します。
- オブジェクト認識: 主役となる被写体を際立たせ、背景との距離感を強調します。
- 背景処理: 遠くの景色を適切に処理することで、まるで被写体が画面から飛び出してくるような立体感を生み出します。
前のモデルC4も優秀でしたが、C5Mはより「そこに在る」ような実在感を感じさせてくれます。
3. 音響も進化!迫力の11.1.2chバーチャルサウンド
映像だけでなく、音の迫力も増しています。
C4の「9.1.2ch」から、C5Mは「11.1.2ch」へとバーチャルサラウンド機能が強化されました。これにより、テレビのスピーカーだけで、頭上や背後からも音が降り注ぐような包囲感が強まっています。
また、AIが音声を分析してセリフをクリアにする機能も「Precision Sound Pro」へと進化。映画やドラマのボソボソとした会話も、ボリュームを上げすぎることなくハッキリと聞き取れるようになります。

ゲーミング性能と使い勝手の比較
ゲームを楽しむ方や、動画配信サービスをよく見る方にとっての使い勝手はどうでしょうか。
ゲーマー必見の144Hz対応と応答速度
ゲーミング性能に関しては、実はC4の時点で既に完成形に近いです。両モデルともに4K 144Hzのリフレッシュレートに対応しており、PS5やXbox Series Xの性能をフルに引き出せます。
しかし、ここでも「輝度」の違いが効いてきます。暗い洞窟から太陽の下に出るようなシーンでの明暗差(ダイナミックレンジ)は、輝度の高いC5Mの方が圧倒的に有利です。敵の視認性や没入感を極限まで高めたいなら、C5Mに軍配が上がります。
webOS 25への進化と神対応
搭載されるOSは、C4が「webOS 24」、C5Mが最新の「webOS 25」です。これによる操作感の違いはありますが、LGは「webOS Re:New Program」により、C4に対しても今後4回のOSアップグレードを保証しています。
つまり、今C4を購入しても、数年後には最新OSと同じ機能が使えるようになるのです。この点においては、C4のコストパフォーマンスの高さが光ります。
購入前の重要チェック:誰には向かない?
良いことばかりではありません。購入後に後悔しないよう、C5Mのリスクや適さないケースについてもお伝えしておきます。
注意:輝度向上と消費電力について
輝度が30%向上した分、最大輝度での長時間視聴は消費電力の増加や、パネルへの負荷(発熱)に繋がる可能性があります。
通常の視聴距離を保ち、部屋の明るさに応じた適切な設定での運用を推奨いたします。
購入をおすすめしない方(非推奨ターゲット)
以下のような方は、高価なC5Mを購入しても、その性能を持て余してしまう可能性が高いです。
- 地デジのバラエティ番組しか見ない方: C5MのAI高画質化はオーバースペックです。標準的な液晶テレビでも十分に楽しめます。
- 日当たりが良すぎる直射日光下のリビング: いくら輝度が上がったとはいえ、有機ELは直射日光には勝てません。この場合は、「Mini LED液晶テレビ」を選んだ方が画面が見やすく幸せになれます。
【結論】あなただけのベストな一台を選びましょう
最後に、それぞれのモデルがどんな方におすすめかをまとめます。
「LG OLED C5M」がおすすめな方
- 日中や照明のついた明るいリビングでテレビを見ることが多い方
- 映画やゲームの映像美に一切の妥協をしたくない方
- 最新のAI技術による「立体感のある映像」や「クリアな音」を体験したい方
- 予算に余裕があり(55型で30万円〜)、長く使える最高の一台が欲しい方
「LG OLED C4」がおすすめな方
- 主に夜間や、遮光カーテンを閉めた部屋(シアタールーム等)で視聴する方
- 基本性能が高ければ、型落ちモデルでも全く気にしない方
- なるべく安く有機ELを手に入れたい方(浮いたお金で高級サウンドバーを買いたい方)
C5Mは、有機ELの弱点を克服した素晴らしいモデルです。
一方で、C4は基本性能の高さと圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。
ぜひ、あなたの視聴環境と予算に合わせて、最適な一台を選んでくださいね。
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