PC、PS5、Switch…ゲーム機が増えるたびにHDMIケーブルをモニター裏で抜き差しするのは本当に面倒ですよね。「端子がガバガバになって壊れたらどうしよう」という不安もつきまといます。
結論からお伝えすると、解決策は「HDMI×2ポート搭載のモニターに買い替える(遅延なし・高画質)」か「120Hz対応のHDMI切替器を使う(低コスト)」の2択です。
なぜなら、安易に安いハブを使うと、映像が映らなかったり、せっかくのPS5の120Hz性能が制限されてカクカクになったりするからです。
この記事では、ガチ勢なら知っておくべき「遅延とリフレッシュレートを殺さない接続環境」の作り方を、失敗例を交えて詳しく解説します。
HDMI2つ以上搭載のゲーミングモニターおすすめ基準
もしあなたがFPSや格闘ゲームなど、0.1秒を争うジャンルをプレイするなら、モニターの買い替えが最も確実な投資です。切替器を経由しない「直挿し」に勝る安定性はないからです。選ぶ際は「HDMIのバージョン」と「リフレッシュレート」の2点を必ず確認してください。
FPSゲーマーならHDMI 2.1搭載モデルを狙え
PlayStation 5の性能をフルに引き出し、4K画質かつ120Hzの滑らかな映像でプレイしたいなら、必ず「HDMI 2.1」規格を搭載したモニターを選んでください。
多くのモニターは「HDMI 2.0」までしか対応しておらず、これだと4K表示時にリフレッシュレートが60Hzに制限されてしまいます。APEXやValorantのような動きの速いゲームでは、敵の動きが残像で見えにくくなり圧倒的に不利です。
- HDMI 2.1搭載:PS5で4K/120Hz出力が可能。最高環境。
- HDMI 2.0搭載:PS5では「フルHD/120Hz」または「4K/60Hz」になる。
コスパ重視ならHDMI 2.0×2の144Hzモデル
「4K画質にはこだわらない、フルHDでぬるぬる動けばOK」という方や、SwitchとPCの併用がメインの方は、HDMI 2.0搭載モデルがコスパ最強です。
HDMI 2.0でもフルHD解像度であれば144Hzや165Hzまで出力可能です。ただし、古い「HDMI 1.4」規格のモニターだけは絶対に避けてください。HDMI 1.4では144Hzを出せない製品が多く、ゲーミングモニターとしての価値が半減してしまいます。
今あるゲーミングモニターの端子を増やす方法と注意点
「モニターはまだ使えるから買い替えたくない」という方は、HDMI切替器(セレクター)を導入しましょう。しかし、Amazonで適当に安いものを買うと、「画面がブラックアウトして映らない」というトラブルが頻発します。ゲーマーが選ぶべき切替器には明確な条件があります。
「分配器」と「切替器」を間違えるな
一番多い失敗が、機器の種類を間違えて購入することです。ここは絶対に間違えないでください。
- 切替器(セレクター):複数のゲーム機 → 1台のモニター。今回必要なのはこれです。
- 分配器(スプリッター):1台のゲーム機 → 複数のモニター(同じ画面を映す)。これは不要です。
「HDMI 分配器」で検索して出てきた商品を誤って買わないよう注意しましょう。
120Hz対応のゲーミング切替器おすすめ
ゲーミング用途で切替器を選ぶ際の絶対条件は以下の2点です。
- 高リフレッシュレート対応(最低でも60Hz、理想は120Hz対応):
1000円前後の安い切替器は「30Hz」制限のものが多く、これを使うとゲーム画面がカクカクになります。必ず仕様表で「4K/60Hz」または「1080p/120Hz」対応を確認してください。 - 外部電源(セルフパワー)あり:
PS4やPS5はHDMI端子からの電力供給が弱いです。電源不要(バスパワー)の切替器だと電力不足で映像が途切れる原因になります。USBケーブル等でコンセントから電源を取れるタイプを選んでください。
切替器自体による「操作遅延(ラグ)」は、電気的な回路切り替えのみなので基本的には発生しません。しかし、低品質な製品は信号が不安定になり、一瞬画面が暗くなる現象を引き起こすため、競技プレイには不向きです。
UGREEN HDMI 切り替え器 8K@60Hz/4k@240Hz – Amazon
【結論】買い替え vs 増設?環境別ベストバイ判定
結局、どちらを選ぶべきか迷っている方へ。プレイスタイルに合わせて断言します。
競技系(Apex/Valo)ならモニター買い替え
あなたがFPSや格闘ゲームでランクマッチを回すガチ勢なら、迷わずHDMIポートが2つ以上あるモニターへ買い替えてください。
切替器を間に挟むことは、物理的な接点を増やし、トラブルの原因を増やす行為です。「大事な戦闘中に画面が一瞬暗転した」という事故を0%にするには、モニター直挿ししかありません。0.1秒の判断ミスが命取りになる世界では、信頼性をお金で買うべきです。
KTC 27インチ WQHD HDMI2.1×2 DP1.4×2 H27E6 – Amazon
RPG・エンジョイ勢なら切替器でOK
RPGやアクションゲームを一人で楽しむスタイルなら、外部電源付きの高品質な切替器で十分です。
数千円の出費で、毎回モニターの裏に手を回してケーブルを抜き差しするストレスから解放されます。浮いた予算で新しいゲームソフトを1本買った方が、満足度は高いでしょう。デスク周りの配線もスッキリまとまります。
まとめ
HDMI端子不足を解消するには、ご自身の「ガチ度」に合わせて解決策を選びましょう。
- FPSガチ勢・PS5性能重視:HDMI 2.1搭載のモニターに買い替える(直挿し安定)。
- コスパ重視・エンジョイ勢:120Hz対応・外部電源ありの切替器を導入する。
安物の切替器で「30Hzのカクカク画面」になって後悔する前に、しっかりとスペック(Hz数と規格)を確認することが重要です。
今すぐ自分のプレイ環境を見直し、ストレスのない快適なゲーム環境を手に入れてください。

